【私たち若宮を守る会は若宮商業高校の閉校計画に疑問を持っています(その6)】

【計画の進め方に対する意見・要望】

①関係者には相談なく、一方的で突然な閉校計画の提案

→市教委は「報道が先に出てしまい、市教委からの公表が後になってしまったことをお詫びする」と発言していますが、報道が無かったとしても8月31日の公表で突然閉校計画の存在を知ることになったわけですから、どちらにしても唐突感が否めません。突然の提案だったがために、8月31日の教育子ども委員会では議員たちが納得できず、全会派から異論が出続ける形となりました。

②9月19日、20日での発言の曖昧さで振り回される高校関係者

→9月19日、教育長は「いったん立ち止まる」と発言したかと思えば、次の日には「あれは撤回ではない」と発言し、関係者の多くが大いに困惑しました。この2日間の教育長の発言は抽象的な表現ばかりを用い、結局どのくらい立ち止まったのか、今も分からない状況となっています。

 若宮に通う生徒や、その保護者、同窓生らがこの2日間の報道を見てどう思ったか、教育長は知っているのでしょうか。中学校や企業がどれほど戸惑っているかを知っているのでしょうか。

若宮を守る会|若宮商業高校の存続を求める有志の会

「若宮を守る会」とは、若宮商業高等学校(若宮商業)の存続を求め、同窓会、保護者、地域の有志で構成された会です。 2017年、名古屋市教育委員会は「魅力ある市立高等学校づくり推進基本計画案(第2次)」 (2022年度末に若宮商業を閉校)(案)を発表、私達はこの閉校計画に反対する活動を行い、2018年市教委は方針転換し、2024年度に若宮商業高等学校は高等特別支援学校と併設することになりました。