【私たち若宮を守る会は若宮商業高校の閉校計画に疑問を持っています(その5)】

◆4 この計画の進め方に関すること

この若宮閉校計画を含んだ「魅力…計画(第2次)(案)」が報道されてから今日に至るまで、以下のような経緯がありました。

①2017年8月26日、毎日新聞による報道で市教委が若宮閉校を検討していることがわかる。この時点で若宮の同窓会や保護者だけでなく、現場の教員もこの件については知らない状態だった。

②8月31日、市議会教育子ども委員会で正式に計画が発表されるが、全会派の市議から疑問の声があがる。

③9月1日、若宮商業の始業式において、校長から全生徒に閉校計画について説明がなされる。

④9月11日、河村市長、閉校計画について「ゼロベースで議論を」と発言する。

⑤9月19日、市議会の議案外質問で、閉校計画について質問があがる。教育長は説明不足を認め、「市立高校全体の将来像について、いったん立ち止まり、改めて丁寧に議論する」と答弁する。

⑥9月20日、市議会教育子ども委員会冒頭で、教育長より緊急の釈明と説明がなされる。9月19日の「いったん立ち止まる」の発言は閉校撤回ではない旨の説明をする。

⑦9月23日、若宮商業にて、市教委による保護者向けの説明会が開催される。予定では1時間程度とされた説明会が、保護者からの怒りの声が止まらず2時間半と大幅延長する。

⑧10月15日、教育館講堂にて、「若宮を守る会」結成集会が開催される。

⑨11月26日に同窓会向けの説明会が予定されている。

若宮を守る会|若宮商業高校の存続を求める有志の会

「若宮を守る会」とは、若宮商業高等学校(若宮商業)の存続を求め、同窓会、保護者、地域の有志で構成された会です。 2017年、名古屋市教育委員会は「魅力ある市立高等学校づくり推進基本計画案(第2次)」 (2022年度末に若宮商業を閉校)(案)を発表、私達はこの閉校計画に反対する活動を行い、2018年市教委は方針転換し、2024年度に若宮商業高等学校は高等特別支援学校と併設することになりました。