【私たち若宮を守る会は若宮商業高校の閉校計画に疑問を持っています(その7)】

【計画の進め方に対する意見・要望】つづき

③説明会に教育長は出席せず。責任ある立場の人に説明してもらいたい

→9月23日に保護者説明会が設けられ、市教委の方が説明に来校しましたが、教育長の姿はありませんでした。参加者からは意見が多数挙がりましたが、「この場で閉校を撤回できる立場ではない」「持ち帰って議論する」と述べるに留まり、満足の得られる回答はもらえませんでした。11月26日に今度は同窓会向けの説明会が開催される予定ですが、この会にも教育長ではなく、別の方が説明に来る予定です。「教育長にも出席してほしい」と要望を出しましたが、断られました。高校を1つ無くすという重大な提案をしているにもかかわらず、責任ある立場の人が説明会に出席しないというのはいかがなものでしょうか。

④立ち止まっているなら、閉校計画は一旦撤回してほしい

→この閉校計画が撤回されていない宙ぶらりんの状態のまま、入試の時期が近づいています。第1回の希望調査によると、若宮商業高校は現時点では例年並みの志望状況を維持しています。ですが、出願時期が近づいた時に中学生が不安や憶測によって志望校を変更する可能性がないとは限りません。もし次年度定員割れを起こす事態になったら、明らかに閉校計画が原因だと言えますが、市教委はどう説明するつもりなのでしょうか。市立高校の将来像について本当に立ち止まっているなら、無用な不安や憶測を生じさせないためにも、閉校計画の一旦撤回を望みます。

⑤今後開催される議論の場には、様々な立場の人を

→保護者説明会の際、市教委は閉校計画に関する議論の場が今後設けられる可能性を示唆しました。その後、その議論の場についての詳細は聞いていませんが、もし開催するのであれば、閉校に反対の立場の人も参加できるよう、幅広い人選を望みます。また、できる限り公開という形での開催を望みます。

若宮を守る会|若宮商業高校の存続を求める有志の会

「若宮を守る会」とは、若宮商業高等学校(若宮商業)の存続を求め、同窓会、保護者、地域の有志で構成された会です。 2017年、名古屋市教育委員会は「魅力ある市立高等学校づくり推進基本計画案(第2次)」 (2022年度末に若宮商業を閉校)(案)を発表、私達はこの閉校計画に反対する活動を行い、2018年市教委は方針転換し、2024年度に若宮商業高等学校は高等特別支援学校と併設することになりました。