拡散希望【若宮商業高校 存続署名 ご協力へのお礼および現状報告】
若宮商業高校PTA会長 柴田 里美
(「若宮を守る会」代表)
若宮商業高校の存続署名にご協力下さったすべての皆さまに、まずは感謝を申し上げます。
学校祭時に、快く書いて下さった保護者の方。署名活動にご協力下さった市立高校PTAの皆さま。街頭署名で、足をとめて書いて下さった方。お一人で、ものすごい数の署名を集めて届けて下さった方。署名用紙をお店に置いて、呼びかけも行ってくださった店主様。会社ぐるみで応援して下さった事業主様。同期にたくさん呼びかけて下さった同窓生の方々。送料負担で署名を送って下さった方々。励ましのメッセージや、若宮への思いをつづった文を添えて署名を送って下さった方々。
皆さまのお力に支えられ、集まった署名は、現在、2万2000筆に迫ろうとしています。協力いただいたすべての方に感謝の念を抱くとともに、1ヶ月半の間にこれだけ多くの方が若宮商業存続に賛同下さったことの重みを感じながら、今後も署名活動を続けていきたいと思っております。
ニュースや新聞でも取り上げていただいた10月15日の「若宮を守る会」結成集会(栄・教育館にて開催、120人以上参加)の後は、地域のお祭り等催しに合わせて街頭署名活動を行いました。署名の許可を主催者の方に求めたところ「祭りの趣旨に合わないから」と回答され、会場から離れた場所で行わざるを得なかった時もありました。また折悪しく、今年は台風や雨天の週末が多く、署名活動中止を余儀なくされたり、なかなか足を止めていただけなかったりといった困難も少なからずありました。しかし、「私も若宮の卒業生です。応援しています」「ニュースで見ました。頑張ってください」などの励ましの声を力に、「守る会」メンバーで、仕事の合間の時間をやりくりしながら活動を続けています。
11月22日には有識者による懇談会があり、続く26日には同窓会/一般向けの閉校提案説明会が開催されます。閉校提案者である教育長は、提案を二転三転させた後、ほぼ発言がとだえ、26日の説明会にも出席しないようです。9月のPTA向け説明会と同様の説明が26日の説明会でも繰り返されるものと見られています。保護者が痛切な思いで訴えた要望や調査依頼が、二カ月もの間、手つかずで放置されているこの現状に、私たちは教育委員会の誠意を疑わざるをえません。
そもそも、この若宮商業閉校の提案が示された「魅力ある市立高等学校づくり推進基本計画(第2次)案」の冊子25ページのうち、若宮閉校について触れているのはたった1ページ、閉校の理由にいたっては、たったの3行です。子どもたちが毎日通い、また私たち保護者が毎日送り出している学校をなくす案が、これほど軽々しく提出されたことに、私たちはあらためて強い悲しみと怒りを感じます。
すべての子どもたちに保障されるべき公教育の場で「学校のリストラ」が行われるさまを、私たちは見たくはありませんし、保護者として子どもたちに見せたくはありません。困難な現状ですが、ここで若宮商業と「若宮を守る会」がふんばれなければ、他の市立高校にも「学校のリストラ」が広がっていく危険性があると感じています。(事実、5月に教育委員会から「名古屋市立幼稚園3園の閉園」が提案されたのに続く形で、若宮商業閉校提案が出されています。)今後も皆さまのお力添えをいただき、またともに連帯しながら活動していきたいと思います。またご協力をお願いすることもあるかと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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