【若宮商業高等学校閉校に関する再公開質問状】

12/20、以下の内容で名古屋市教育委員会(以下、市教委)に公開質問
状を送付しました。

11/26の閉校計画説明会(市教委主催)にて、「若宮を守る会」が先に提出した公開質問状(11/16付)に対する回答がありました。しかし、回答は口頭のみで行われ、質問に対する回答にはなっていませんでした。

「若宮を守る会」はその点を指摘し、論拠となっているデータの開示要求や新たな質問を加えた公開質問状を作成し、文書で回答するよう市教委にこの度求めました。

若宮商業高校閉校の理由として挙げられている「少子化」「商業科のニーズ」について、また、「次年度の学級減の意図」、「この不確定な状態が続くことにより定員割れが起こった場合の対処」、「市教委主催の有識者による懇談会の持ち方」について、再度質問を行いました。

また、この閉校計画の背景に財政問題による「学校のリストラ」の論理があると、私たち「若宮を守る会|若宮商業の存続を求める有志の会」では考えています。

財政問題が今回の計画の根底にあるとすれば、閉校問題は若宮商業に限った話ではなくなるのではなないでしょうか?

現に、名古屋市立の報徳・はとり・比良西幼稚園の3園は、若宮商業と同じ平成34年度末までに閉園する計画が発表されています。

また、名古屋市立保育園は国の制度見直しも相まって民間への移管が盛んに行われています(平成28年度~32年度末までに17園)。

「若宮を守る会」は今回の計画を様々な方に知って頂き、今後行われるであろう名古屋市のパブリックコメントにてたくさんの意見が集まるよう活動していきます。

今回の再公開質問状に対して市教委からの真摯な回答を強く望みます。



若宮を守る会|若宮商業高校の存続を求める有志の会

「若宮を守る会」とは、若宮商業高等学校(若宮商業)の存続を求め、同窓会、保護者、地域の有志で構成された会です。 2017年、名古屋市教育委員会は「魅力ある市立高等学校づくり推進基本計画案(第2次)」 (2022年度末に若宮商業を閉校)(案)を発表、私達はこの閉校計画に反対する活動を行い、2018年市教委は方針転換し、2024年度に若宮商業高等学校は高等特別支援学校と併設することになりました。